「怒りを感じる」“韓国の英雄”パク・チソンがゴタゴタ続きの同国サッカー協会を痛烈非難!「信頼を失ったのは明らかだ」

2024年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「現状は何も変わっていない」

韓国サッカー協会に苦言を呈したパク・チソン氏。(C)Getty Images

 韓国サッカー界のスーパーレジェンドが再び苦言を呈した。

 韓国サッカー協会(KFA)は、ユルゲン・クリンスマン前監督の解任に伴うホン・ミョンボ新監督選任の過程が不透明だったと内部告発があるなど、ゴタゴタが続いた。
 
 旧態依然としたKFAの体質に批判の声が上るなか、韓国メディア『SPOTV NEWS』によれば、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元韓国代表MFパク・チソン氏は、KFAの問題についてこう発言した。

「現状は何も変わっていない。特に何も変わっていないので、何とも言えない。結局、この問題がどう終わるかが重要だ。終息の時点からどのような計画があり、どのように変わるのか。信頼を失ったのは明らかだ。これをどう回復し、正しい方向に進むかを考える前に、問題を確実に解決する必要がある」

 11月5日には文化体育観光部がKFAに対して行なった監査の結果が発表され、韓国代表監督の選考における手続き上の欠陥や天安サッカー複合センター建設に対する政府補助金の虚偽申請など、27件の違法・不公正な業務が確認された。

 この結果については、「全体を見たわけではないが、さまざまなメディアがまとめた内容を見た。多くの人がなぜ怒り、納得できないのかを私も感じた」と非難した。
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 パク・チソン氏は、今年の7月にも、KFAのチョン・モンギュ会長の辞任を求める国民の声が続出している状況について、「かなり難しい部分であるのは事実だ。規定がない状況で、KFA会長にどれだけ外部からの圧力をかけられるか。結局、会長が自分で選択しなければならない」と退陣を迫っていたなか、一向に変わらない状況を悲嘆した。

「現在、国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)ができることは何もない。会長や監督を変える権限はない。結局、その時と今も変わったことはない。私だけでなく誰もが全く同じように感じているだろう」

 韓国の英雄は、「変化する姿が見られず、同じことが続いている。どうやって結論が出るのか分からない」と溜息をついた。

 再びKFAの体制を非難したパク・チソン氏。韓国サッカー界の現状を憂いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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