現地11月３日に開催されたラ・リーガの第12節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがセビージャと敵地で対戦した。

　国内リーグでは３試合ぶりにスタメンに名を連ねた久保は、４－３－３の右ウイングに入ると、開始３分にいきなりシュートを放つも、DFにブロックされる。

　それでも34分、右サイドからドリブルで持ち込み、カットインから左足を一閃。鋭いシュートで鮮やかに先制ゴールを奪う。

　前節にまさかの先発落ちした鬱憤を晴らすゴラッソは、今シーズンの３点目となった。

　躍動する日本代表MFは、45分にも左足アウトサイドで見事なクロス。しかし、オジャルサバルのシュートはGKに防がれる。
【動画】ドリブルから左足でゴラッソ！得意の形で決めた久保の鮮烈弾

　後半に入って53分にも、久保がマーカーを引き付けてパス。メンデスがミドルを狙うが枠を外れる。

　64分には久保が右足でシュート。これはGKに阻まれる。

　しかし、VAR検証の末、その前のプレーでスビメンディへのファウルがあったとしてPKを獲得。これをオジャルサバルが落ち着いて決めて、68分に追加点を挙げる。

　80分の３枚替えで久保がベンチに下がったなか、このままリードを守り切ったソシエダが２－０で快勝を飾った。

　なお、久保はこの試合のMVPに選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開！