名古屋が開幕戦以来の無失点を記録するも、「正直、勝点3が欲しかった」(小倉監督)

2016年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

両チームの守備陣が高い集中力を維持。

出場停止明けのオーマン(左)が、ハイパフォーマンスを披露。タイトに身体を寄せてウェリントン(右)に仕事をさせなかった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 熊本地震のため延期になっていたJ1リーグ第1ステージ7節の福岡対名古屋が5月29日、レベルファイブスタジアムで行なわれ、0-0で引き分けた。
 
 CBの竹内、右SBの矢野を出場停止で欠いた名古屋は、代わりに出場停止明けのオーマンをCB、安田を右SBで起用。また、怪我から復帰したGK楢﨑が、4月10日の大宮戦以来、8節ぶりにスタメンに名を連ねた。
 
 一方の福岡は、トゥーロン国際で負傷した亀川がスタメンに復帰し、左SBに入った。
 
 試合は、両チームとも守備陣が高い集中力を保ち、相手のエースに仕事をさせなかった。福岡のウェリントンがヘッドで狙えば、GK楢﨑がセーブ。名古屋のシモビッチのバックヘッドは、GKイ・ボムヨンが右手1本でかき出した。
 
 結局、両チームとも決定打を打てないまま試合は終了。スコアレスドローで勝点1を分けあった。

 名古屋はリーグ戦で開幕戦以来の無失点だったが、小倉監督は「ゼロで抑えられたのは良かったが、正直、勝点3が欲しかった」と振り返った。
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