北中米ワールドカップのアジア最終予選第４戦で、日本代表はホームでオーストラリア代表とホームで対戦。オウンゴールの奪い合いで１－１のドローに終わった。

　予選４連勝は果たせなかったが、負けもしなかった。内容的にはオーストラリアを圧倒した一戦で、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏は、ダブルボランチで先発した守田英正と田中碧を絶賛した。

　自身のYouTubeチャンネルで恒例の格付け企画を実施。守田と田中を「7.5」とした闘莉王氏は、元川崎のコンビをどう評価したのか。

「攻撃どうのこうのよりも、あの守備の切り替えの速さ。ハーフコートゲームになっていたのも、この２人の切り替えの速さとみんなに対する指示で、必ず取られたらいち早く奪い返すっていうところが、非常に効いていた」
【動画】豪州戦ドローの森保J、闘莉王氏が忖度ゼロ格付け！

　抜群のトランジションで存在感を放つ。「ずーーーっとオーストラリアが息もできないような状況にさせたのも、この２人がいたからこそ」と称え、「完全にゲームをコントロール。リモコンを持っていたのもこの２人だった」と振り返る。

　とりわけ守田には大きな期待を寄せる。

「遠藤の代わりができる選手は何人かいると思います。俺は、守田選手がいない試合の方が心配ですね。捌き方、テンポ、リズムが全然違う。守田選手がいないと、リズミカルにサッカーが運ばれないというか、流れがちゃんと日本の完全なペースにならないとか。そういうのはちょっと感じますね」

　もはや今の森保ジャパンでは欠かせないキーマンと認めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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