「結局2時間かかった」まさかの事故渋滞で遅延。豪州ポポヴィッチ監督が状況を説明「到着してすぐ準備しなければならなかった」【W杯最終予選】

2024年10月16日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

OGで先制、OGで追いつかれる

日本と引き分けたオーストラリアのポポヴィッチ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 オーストラリア代表は10月15日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で日本代表と敵地で対戦し、1-1で引き分けた。 

 序盤から守勢に回り、なかなか好機を作れなかったオーストラリアだが、58分に谷口彰悟のオウンゴールでリードを奪う。しかし76分には逆に自分たちのオウンゴールで同点弾を献上。その後は勝ち越し弾を奪えず、痛み分けとなった。
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 そんな一戦のウォーミングアップで、日本の選手たちが先にピッチに姿を現わしたのに対し、アウェーチームの選手たちはしばらく出てこなかった。どうやらチームバスが事故渋滞に巻き込まれてしまったようで、スタジアムの到着が遅れたのだという。

 試合後の会見で、当時の状況について記者から訊かれたトニー・ポポヴィッチ監督は「長くても1時間半で着くと聞いていたが、結局2時間超もかかってしまった。選手たちは到着してすぐ準備しなければならなかった」と明かす。

 ただ、予想外のハプニングも「言い訳にはしない」と強調し、「選手もスタッフも心を尽くしてくれたし、その状況のなかでしっかり対応して良い試合ができた」と振り返る。

 まさかの事態にも動じず、力強い戦いぶりで貴重な勝点1を持ち帰った。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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