マドリーで試合に出ているのに? エムバペの仏代表選外をプラティニ盟友が疑問視。主要サポグループはグリーズマンとの差を強調

2024年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プラティニが怪我をした時、私たちはまだ彼を必要としていた」

今夏にマドリー入りしたエムバペ。怪我を負うもすぐに復帰した。(C)Getty Images

 キリアン・エムバペのフランス代表選外が話題だ。

 今夏にレアル・マドリーに加入した絶対的エースは、先月に筋肉を痛めたが、現地時間10月2日のリール戦(0-1、CLリーグフェーズ第2節)に57分から出場し、すぐさま復帰。さらに3日後のビジャレアル戦(2-0、ラ・リーガ第9節)では先発を果たした。

 プレーできる状況ではあるものの、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督はエムバペを招集せず。3日に発表されたメンバーにその名はなかった。

 この決断には少なからず批判が集まっており、元フランス代表のマキシム・ボシス氏も問題視。大手ネットワーク『ESPN』によれば、ミシェル・プラティニと同じ69歳のレジェンドは、母国紙『L'Equipe』でこう語った。

「怪我をして、所属クラブでプレーせず、代表に呼ばれないというのは分かる。しかし、チャンピオンズリーグで途中出場し、リーグ戦で先発出場となれば、状況は曖昧になる。彼は特別な選手だ。我々で言えば、プラティニが怪我をした時、私たちはまだ彼を必要としていた」
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 また、主要サポーターグループの広報は同紙で、先日にフランス代表引退を表明したアントワーヌ・グリーズマンとの比較を展開。「(エムバペは)キャプテンとしてファンの模範でなければならないが、彼はそうではない。明らかになったのは、真のキャプテン、アントワーヌ・グリーズマンがいなくなったことだ」と差を強調した。

 エースでありキャプテンのエムバペを欠くレ・ブルーは、UEFAネーションズリーグで10日にブダペストでイスラエル、14日にブリュッセルでベルギーと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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