「やっていくことを変えるのは正解ではない」鹿島が7試合ぶり白星、指揮官ポポヴィッチが指し示す「正しい道」

2024年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

敵地で新潟に4-0完勝

鹿島が久々の勝点3獲得。ポポヴィッチ監督はファン・サポーターへの感謝を口にした。写真:鈴木颯太朗

 鹿島アントラーズは10月5日、J1第33節でアルビレックス新潟と敵地で対戦。相手のオウンゴールで先制すると、15分と45+2分に樋口雄太がネットを揺らし、53分に鈴木優磨も加点。集中した守備で相手の反撃をシャットアウトし、4-0の完勝を収めた。

 夏場以降は調子を落とし勝利から遠ざかっていたが、7試合ぶりの白星を掴んだ。試合後のフラッシュインタビューで、ランコ・ポポヴィッチ監督が一気にまくしたてた。
【動画】樋口雄太の強烈ミドルを含む前半の鮮烈な2ゴール!
「変わらずに、我々がやることをしっかりやることが非常に大切だと思います。そのとおりの姿を、ピッチで選手たちが見せてくれた。

 結果がついてこない時に、何かを変える。もちろん、そこに対しての修正や微調整は必要になるけれど、やっていくことを変えるのは、正解ではないと思います。自分たちがやるべきことを見失わずに、やり続けて、そしてその時に起こっている問題点、修正点や課題をクリアにしながら、進んでいくことが正しい道だと思っています。

 サポーターのみなさんが、結果がなかなかついてこない時も、我々の背中をしっかり後押ししてくれたところも非常に大きな力となっていました。前回の試合でも素晴らしい雰囲気を作ってくれたなかで、結果を出せなかった。ここで1つ恩返しができたかなと思います。

 トレーニング場に来てくれるサポーターのみなさんの姿や、スタジアムに足を運んでくださるサポーターのみなさんの姿ももちろんそうですし、町のスーパーマーケットで会うサポーターのみなさんからも、常に温かい声掛けをしてもらっています。

 鹿島が勝てると信じて疑わない、そういう考え方をしていると思いますし、そういったサポーターのみなさんのためにもしっかりと勝って、終わりたかった。結果に残せて、今日は試合後にみなさんと喜び合えること、そこが非常に嬉しいです」

 ファン・サポーターと共に勝ち取った勝点3の喜びを、指揮官も噛みしめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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