J1首位の広島が敵地で香港の東方に3-2勝利! タイスコアで迎えたアディショナルタイムに荒木が劇的勝ち越し弾!【ACL2】

2024年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半の終了間際に無念の途中交代

決勝弾の荒木。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 J1で首位に立つサンフレッチェ広島は現地10月3日、アジア・チャンピオンズリーグ2のグループステージ第2節で香港の東方と敵地で対戦した。

 開始7分に広島は失点。左CKからダニエル・アルマザンのヘディングシュートでゴールを割られた。

 早い段階でリードされた広島だが、慌てることなくプレーし、ピッチを広く使いながらサイド攻撃などでゴールに迫る。21分には越道草太の右クロスを収めたピエロス・ソティリウがゴールに押し込むが、トラップでハンドの反則を取られて得点は認められない。

 ボール支配率で上回る広島が、自分たちのリズムで攻撃を組み立てていく。39分には志知孝明の左クロスにファーで越道がヘッドで合わせたが、シュートは枠を捉えず。

 攻めあぐねていたなかで、40分に同点に追いつく。敵陣中央のやや右寄りでキープした松本大弥が右足を一閃。ドライブがかかったミドルを突き刺すと、その1分後に試合をひっくり返す。左右に揺さぶったアタックから最後は中島洋太朗が左足のボレーシュートを叩き込む。
【動画】荒木隼人の「ヤバいゴール」。佐藤寿人も「ヤバいヘディングでしたね、はい」
 その中島だが、45+3分に途中交代。何度か空中戦の競り合いで着地の際に身体を打ちつけていて、そのダメージでプレー続行となりベンチに下がった。

 迎えた後半、広島は1分もしないうちに失点。ロングボール1本でノア・バッフォーに右サイドを抜け出され、そのまま鋭い一撃を見舞われた。

 タイスコアにして勢いを増す相手をうまくいなしながら、勝ち越し点を狙いにいく広島。攻め込む時間帯を伸ばし、多くのチャンスを作ったが、フィニッシュでもう一押しが足りない。

 このまま2-2の引き分けかと思われた90+5分、荒木隼人が右CKから劇的なヘッド弾。3-2で勝ち切ってみせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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