現在はスペイン３部のアモレビエタで武者修行をしている中井卓大は、10歳の時にレアル・マドリーのカンテラに入団した。

　下部組織とはいえ、このスペインの超ビッグクラブのユニホームに袖を通した初めての選手だったため、バルセロナのラ・マシア（下部組織の総称）で育った久保建英（現レアル・ソシエダ）と共に、常に注目を集めてきた。

　先日、スペインメディア『RELEVO』に掲載されたインタビューの中で、そうした世間からの関心について、中井はこう発言している。

「実を言うと、ニュースなどは読まないんだ。興味がない。例えば日本では、常にいろいろなことが（記事で）出ているけど、僕はピッチで自分を証明したい」
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　20歳のMFは「今も変わらず、（サッカーを）始めた時と同じで、サッカーを楽しみたいし、そういったことは気にしていない。自分のやるべきことをやっている」と続けている。

「プレッシャーを感じたことはないよ。それに、みんなが僕を見たり、僕に注目したりすることで、自信が増す。それが力を与えてくれるんだ」

　注目や期待を力に変えられる。その部分は、２学年上の久保と共通する部分かもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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