植木理子を擁するウェストハムは現地９月29日、イングランド女子スーパーリーグ第２節で長野風花が所属するリバプールとホームで対戦。１－１で引き分けた。

　先制を許す展開だったが、終了間際に同点に追いつく。スコアラーは植木だ。86分、味方からゴール前に放り込まれたロングボールに反応。巧みなバックヘッドでゴールに流し込んだ。

　チームを救った価値ある得点。同僚のシェリーナ・ザドルスキーは「リコのゴールが素晴らしかった」と評し、日本人FWの活躍を称える。

「彼女を誇りに思う。空中戦が本当に上手で、体格の割に圧倒的な強さを見せていて、本当に印象的だわ」
【動画】ウェストハム植木理子が鮮やかフィニッシュで同点弾！

　カナダ代表の31歳DFは「彼女とチーム全体にとって、とても嬉しいこと」と喜び、「今日は勝点１を獲得した。この勢いをさらに前進させたい」と意気込む。

　チームはここまでリーグ戦で２試合を終えて１分１敗。次節は10月６日に長谷川唯ら日本人４選手がプレーするマンチェスター・シティと相まみえる。難敵相手に今季初白星を掴めるか。植木の２戦連発にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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