「1分もプレーしなかったのは驚きだ」「贅沢なベンチ」久保建英、まさかの“出番なし”にスペイン大手紙も啞然!不在のソシエダは「レベルが落ちていた」

2024年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヨーロッパリーグよりもラ・リーガを優先した」

ELの初戦は出番なしに終わった久保。(C)Getty Images

 久保建英を擁するレアル・ソシエダは9月25日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ開幕節で、フランスのニースとアウェーで対戦。1-1のドローに終わった。

 ここまでラ・リーガでまさかの16位に沈んでいるソシエダは大胆なターンオーバーを行こない、久保もベンチスタート。最後まで出番は巡ってこなかった。

 この采配は、現地メディアも意外だったようだ。スペイン大手紙『Mundo Deportivo』は「イマノル・アルグアシル監督はヨーロッパリーグよりもラ・リーガを優先した。先発メンバーをかなり変更したので、それは明らかだった」と報じている。

「アランブル、アゲルド、ハビ・ロペス、トゥリエンテス、セルヒオ・ゴメス、スチッチ、ベッカー、クボ、オスカールソンは先発メンバーから外れた。この夏の5人の新加入選手を含む、実に贅沢なベンチだった」
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 同紙は「クボやセルヒオ・ゴメスのようなスター選手、アゲルドのような今シーズンの柱、そしていつも何かの役を演じているトゥリエンテスのような選手が、1分もプレーしなかった」とし、こう続けた。

「彼らのレベル、これまでの彼らへの信頼、そして交代選手が疲れていたり、警告を受けたり、レベルが落ちていたりしていたことを考えると、大きな驚きだった。これは、土曜日の試合を優先し、彼らがアノエタで先発するという考えからしか説明できない」

 久保については、「日本人は今シーズン7試合すべてでプレーしており、ヨーロッパカップ戦のチケットが確定した昨シーズンの第37節ベティス戦以来、外されていなかった」と綴っている。

 それほど、下位に低迷しているリーグ戦を重要視したのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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