遠藤航が所属するリバプールは現地９月25日に開催されたカラバオカップ３回戦で、ウェストハムとホームで対戦。５－１で大勝を飾った。

　ダブルボランチの一角で、待望の今シーズン初スタメンを果たした遠藤は、自陣ゴール前でのクリアをジャレル・クアンサーに当ててしまい先制点となるオウンゴールを誘発してしまう。しかし、その後は強度の高い守備で奮闘を見せた。
【動画】遠藤航のクリアミスが誘発した痛恨のオウンゴール
　ただ、リバプールのレジェンドOBであるジェイミー・キャラガー氏は、日本代表MFが退団する可能性は小さくないと見ているようだ。

　リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』は「キャラガーは、なぜエンドウのリバプール選手としての時間が近い将来に終わる可能性があるのかを説明した」と報道。『SKY SPORTS』で解説を務めた同氏が、試合中に「彼（遠藤）が、アルネ・スロット監督がそのポジションに求めるタイプの選手なのかどうか分からない」とコメントしたと伝えている。
 

　元イングランド代表のお御意見は「彼らが狙っていた６番の選手について言えば、その選手がマルティン・スビメンディだったことは誰もが知っている。彼はエンドウのようなタイプの選手とはまったく対照的だ」と指摘。こう続けている。

「彼（遠藤）は加入以来リバプールで素晴らしい働きをしてきた。だが、もしリバプールがスビメンディを獲得していたら、エンドウは前回の移籍期間に移籍していた可能性は高かっただろう」

　オランダ人指揮官の求めるタイプではないため、今後も重用はされないと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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