岡崎慎司がドイツ6部クラブを率いる今を語る!「若手時代の自分を使いたい?」「憧れ、対戦したい監督は?」興味深い質問に回答

2024年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「使いますよ、そら」 その心は――

ドイツで監督として奮闘する日々を語った岡崎氏。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 昨季限りで現役を引退した岡崎慎司氏が9月25日、『Dialogue w/』のオンラインイベントに出席した。

 38歳の元日本代表FWは現在、ドイツ6部のバサラ・マインツで監督を務める。新人指揮官として、試行錯誤の毎日を過ごしているようだ。

「やっぱり難しい。『こういう風にやろう』と言ったら良くはなるけど、他の部分がおろそかになったり。アマチュアの選手たちのメンタリティのところで、どうやってモチベーションを上げるか。英語で頑張って話そうとするんですけど、文法がむちゃくちゃになったりするので。でも選手時代に僕も監督の話、そんなに全部聞いていたわけじゃないしなって...。

 サッカーのことばっかりやっていると、チームとしての規律がなくなっていったりするので、そこの部分(の難しさ)はありますね。もっと締めなきゃいけないところで、ポテンシャルがあるけどムラがある選手を使うか、使わないかとかもそうです」
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 ずばり、「22、3歳で挑戦しに来た岡崎慎司を使いますか?」という鋭い質問も。岡崎氏は「使いますよ、そら」と断言した。

「この時はあんまりプレスに行かないでほしいとか、プレスする時もここを消しながらプレスするとかは教えても伝わらないこともあるので。『1人、バランスを取れる選手が前にいると全然違うのにな』みたいな。ボールの受け手にもなって、背後にも走ってくれるのは貴重なのかな」

 さらに「憧れの監督はいますか? 将来、監督として誰と対戦したいですか?」という問いには、滝川第二高校時代の恩師の名を挙げた。

「憧れというか、高校の時に黒田(和生)先生と出会って、今もずっとリスペクトしています。黒田イズムが入った自分がどこまで挑戦できるかは、楽しみなので、憧れの監督はやっぱり黒田先生です。プロで通用する、勝っていける監督になっていきたいです」

 ワールドカップに3大会連続で出場し、日本代表歴代3位の50ゴールをマーク。レスター時代にはプレミアリーグ制覇を経験した。選手として眩い輝きを放った岡崎氏は、監督としても一握りの存在となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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