冨安健洋はアーセナルに加入して以降、度重なる怪我に悩まされてきた。今シーズンも膝の故障で、まだ１試合もピッチに立っていない。

　一方で、出場すれば安定したプレーを披露してきたのも事実で、最終ラインならどこでもできるユーティリティ性も高く評価されている。かつてプレーしたセリエAの強豪クラブからの関心報道が絶えないのは、それだけ実力が認められているからだ。

　そんななか、英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は「フィットネスに関する懸念から、１月か来年の夏にエミレーツ・スタジアムに別れを告げるかもしれない」「ミラン、インテル、ユベントス、ナポリなどのクラブが状況に注目している」と伝えた。

　こうした報道に韓国のメディアも驚きを隠せないようだ。『SPOTV NEWS』は「怪我で没落した"アジア最高のフルバック"。日本のトミヤスがアーセナルから追われる危機」と見出しを打った記事を掲載。「日本人DFのトミヤスがアーセナルを退団する可能性が高まっている」と報じている。
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　記事は「トミヤスがアーセナルで多くの試合に出場できなかったのは怪我のためだ。膝やふくらはぎなどの故障でアーセナルで50試合に欠場した。今シーズンは膝の怪我のため、１試合も出場していない。その間、リッカルド・カラフィオーリが左SBの座を引き継いだ。ベン・ホワイトが文句なしの右SBの先発だ」と指摘。こう続けている。

「ポジションがなくなりつつあるトミヤスは、イタリアの舞台に復帰すると噂されている。『CAUGHTOFFSIDE』によると、ミラン、インテル、ユベントス、ナポリが注目しているという。４クラブのうちどのクラブが正式なオファーを出すかはまだ分からない」

　いずれにしても、まずは戦線復帰を果たして、存在をアピールしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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