「全体的にはフェアな結果」U-20女子W杯決勝・北朝鮮戦を現地視察した宮本会長が総括。ヤングなでしこの成長に期待「余白を感じている」

2024年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「さらなる成長を目指してもらいたい」

ヤングなでしこは世界制覇にあと一歩届かなかった。(C)Getty Images

 U-20日本女子代表は現地時間9月22日、コロンビアで開催されたU-20女子ワールドカップの決勝戦で北朝鮮と対戦。0-1で敗れ、優勝にはあと一歩届かなかった。

 北朝鮮とは今年3月に行なわれたU-20女子アジアカップのグループステージと決勝で相まみえ、連敗。準決勝のオランダ戦(2-0)で2発を叩き込んだ10番の松窪真心は、「アジア大会で2回も負けている相手には、絶対に負けられない」とリベンジを誓っていたが、15分に許した1点を最後まで返せず、三度苦杯を喫した。

 ただ、大舞台での経験は、必ず今後に繋がるはずだ。日本サッカー協会によれば、現地で視察した宮本恒靖会長は、試合後に次のようなコメントを寄せた。
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「立ち上がりから北朝鮮がプレッシャーをかけてきた中で難しい時間帯を上手くしのげましたが、1点を失ってからはより相手の圧力を受けた前半になったと思います。後半は少しずつ日本の調子が上がり、相手ゴールに迫るシーンも見られましたが、全体的にはフェアな結果だったと思います。選手たちには成長の余白、伸びしろを感じています。選手自身にもそこを感じてもらって、さらなる成長を目指してもらいたいです」

 この先、ヤングなでしこがステップアップし、なでしこジャパンの重要戦力として、再び世界大会に臨む姿を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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