ヤングなでしこの10番が躍動した。

　狩野倫久監督が率いるU-20日本女子代表は現地９月18日、コロンビアで開催されているU-20女子ワールドカップの準決勝でオランダと対戦。２－０で勝利した。

　前半から試合を優位に進めるも、なかなかゴールを奪えずにいた日本。だが55分、鮮やかなボレーで待望の先制点を奪った松窪真心が、83分には縦パスに抜け出し、冷静なフィニッシュでネットを揺らした。

　試合後のフラッシュインタビューで、松窪は「前半はだいぶ焦ってしまって、苦しい時間が続いたんですけど、良い時間帯に２ゴールを決められた。今まであまりゴールという形でチームの勝利に貢献できていなかったので嬉しいです」と笑顔を見せる。
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　ファイナルの相手は、同じアジアのライバル、北朝鮮だ。今年３月のU-20女子アジアカップのグループステージと決勝で敗れた宿敵だ。

　松窪は「アジア大会で２回も負けている相手には、絶対に負けられないので、全員で勝ちに行きます。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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