冷遇されている状況が打開されるか。

　９月14日に開催されたプレミアリーグの第４節で、遠藤航が所属するリバプールはノッティンガム・フォレストとホームで対戦。カウンターからの１点に泣き、０－１で今シーズンの初黒星を喫している。

　アルネ・スロット新体制で序列が低下している遠藤は、開幕から４試合連続のベンチスタート。結局、最後まで声はかからず、今季３度目の出番なしとなった。

　リバプールの地元メディア『THIS IS ANFIELD』は、この一戦の問題点を指摘した記事の中で、日本代表MFに言及。こう綴っている。

「エンドウがスロット監督の下でリバプールのユニホームを着て公式戦に出場したのはわずか１分だ。彼はフォレスト戦でも90分間ずっとベンチに座っていたが、一部のファンはそれを快く思わなかったようだ」
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　同メディアは「レッズの敗戦後、クラブのサポーターの多くはスロット監督にエンドウにチャンスを与えるよう求めた」と続け、次のようなファンの声を紹介している。

「彼に時間を与える時が来た。『スロットボールにはフィットしない』という戯言は忘れよう。エンドウは依然として我々のチームの重要なメンバーとなり得る」

「スロットはマッカ（マカリステル）を交代させるときにエンドウを入れるべきだったと今でも思っている。SBとアタッカーが創造性を発揮できるように、ボールを回収してくれる人が必要だ」

 記事は「火曜日の夜、サン・シーロでACミランと対戦するが、スロット監督はチームをローテーションさせると予想されており、エンドウもその試合に参加する可能性がある」と見立てている。

 チャンピオンズリーグの初戦、因縁の相手との一戦で、背番号３に出番は巡ってくるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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