「うまい棒を買う感覚で」水戸FW中島大嘉、“北関東ダービー”の決勝弾を独特解説「車とか家を買う時だと...」

2024年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「多少は英雄っぽいプレーができました」

栃木戦でチームの3点目を奪った中島(写真は札幌時代)。写真:滝川敏之

 水戸ホーリーホックは9月15日に行なわれたJ2第31節で、栃木SCと敵地で対戦。3-2で接戦を制した。

 白熱の北関東ダービーで決勝点を奪ったのが、後半頭から途中出場したFW中島大嘉だ。2-2で迎えた73分、敵最終ラインの背後に抜け出して久保征一郎の浮き球パスを受けると、GKとの1対1で冷静に制して、左足でシュートを流し込んだ。

 勝利の立役者となった22歳のストライカーは、試合後のフラッシュインタビューで雷雨での中断もあった一戦を、次のように振り返る。

「今日はいろんなイレギュラーがあって、こういう時に英雄が現れる。現れるなら俺ってずっと思っているので、多少は英雄っぽいプレーができました」
【動画】大接戦の北関東ダービーで中島大嘉が決勝ゴール!
 また勝ち越し弾に関して問われると、「今週、左足のシュートをずっと練習していて...」と切り出し、シュートへの意識を独特の言い回しに表現した。

「シュートって、うまい棒を買う感覚で打てばいいと気づいて、車とか家とか買う時くらい緊張して蹴ったら外れるので、うまい棒ぐらいの心持ちで蹴ったので、練習通りできました」

 このコメントにインタビュアーから「気持ちを楽にということですかね?」と問われると、「普通に言うとそうですね」と返答。見事な"うまい棒シュート"でチームを勝利に導いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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