【EURO2016】フランス代表のヴァランヌが故障離脱! ラミ追加招集の決め手となったのは「効き足」か

2016年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

パワフルな守備が売りのラミが追加招集を受ける。

主力だったヴァランヌ(右)が怪我で離脱。デシャン監督は5月18日のEL決勝でもセビージャの3連覇に貢献したラミ(左)でその穴を補填した。 (C) Getty Images

 フランス・サッカー連盟は5月24日、レアル・マドリーに所属するDFラファエル・ヴァランヌをEURO2016の登録メンバーから外すと発表した。

 マドリーでの練習中に負傷した左足の検査を受けたヴァランヌは、大腿二頭筋に重症度2の筋損傷があると診断されたという。これを受けて、ディディエ・デシャン監督は同選手が本大会に間に合わないと判断。代役としてパワフルな守備を持ち味とするセビージャのアディル・ラミを追加招集した。
 
 CBではバックアップメンバーとしてサミュエル・ウンティティ(リヨン)を選出していたが、すでに23人枠に左利きのCBとしてエリアキム・マンガラ(マンチェスター・C)とジェレミー・マテュー(バルセロナ)を入れていたため、バランスを考えてロラン・コシエルニー(アーセナル)と同じ右利きのCBであるラミを招集したと見られる。
 
 世間を騒がせた「セックステープ事件」の影響で招集外となったカリム・ベンゼマ(R・マドリー)とマテュー・ヴァルビュエナ(リヨン)に続いてヴァランヌまで離脱し、主力3人を欠いた状態で本大会に挑むことになった開催国フランス。はたして、この逆風の中でも目標である優勝を勝ち取れるか。

選手&監督のデータと詳報満載!>【EURO2016 登録選手名鑑】フランス(グループA)
 
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