冨安健洋のライバル、ジンチェンコのアーセナル残留が濃厚に。思い入れのある番号で再出発。らしさ溢れる告知も「交換できるよ」

2024年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「17番は僕にとって非常に特別なんだ」

アーセナルで共に戦う冨安とジンチェンコ。(C)SOCCER DIGEST

 冨安健洋とポジションを争うライバル、オレクサンドル・ジンチェンコのアーセナル残留が濃厚となった。

 ミケル・アルテタ監督が率いて6シーズン目を迎えるアーセナルは8月6日、ジンチェンコの背番号を35から17に変更すると発表した。

 これに伴い、昨季終盤は冨安の控えに甘んじたうえ、今夏にはCBとしても左SBとしてもプレーできるリッカルド・カラフィオーリが加入し、移籍が取り沙汰されていたウクライナDFの去就の論争に、一旦終止符が打たれた形だ。

 ジンチェンコは、番号を変えた理由を次のように語っている。
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「17番は僕にとって非常に特別なんだ。若い頃につけていた背番号で、母国のためにプレーする時はいつも17番をリクエストしてきた。セドリク(・ソアレス)が退団して17番が空いたから、変えられるか尋ねたんだ。クラブのみんなのサポートに感謝している」

 陽気なキャラクターで、アレックスの愛称で親しまれる27歳はまた、らしさ溢れる告知も。こう付け加えた。

「僕の名前と35番が入った今シーズンの新しいシャツをクラブから直接買った人は、僕の新しい背番号と交換できるよ。これも言っておかなければならない重要なことだ」

 心機一転、17番で再出発するジンチェンコ。悲願のプレミアリーグ制覇を目ざすアーセナルで、欠かせぬピースとなれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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