「2人部屋に7~8人で寝ている」西野朗がU-23タイ代表合宿での逸話を披露!「みんなと一緒にいないと落ち着かない」

2024年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1人・2人部屋にすると、精神的に全く安定しない」

2019年から21年にタイ代表を率いた西野氏。(C)Getty Images

 元日本代表監督の西野朗氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。タイ人と日本人の国民性の違いについて語った。

 U-23日本代表、柏、G大阪、神戸、名古屋、日本代表で監督を務めた西野氏は、2019年にタイ代表と同国のU-23代表の指揮官に就任。当時、U-23タイ代表の合宿で経験したエピソードを明かした。

「タイ人の選手は1人部屋、2人部屋がダメなんだよね。そういう括りで部屋割りすると、精神的に全く安定しないらしい。で、2人部屋のところに、7~8人で寝ているんだよ。みんなが重なって寝ているわけ」
【動画】西野朗が日本とタイの違いを語る!
 リラックスの仕方は人それぞれだ。

「『お前、部屋に帰って寝ろ』と言うんだけど、みんな重なるように、裸足で寝ているわけ。ある選手は、外のベランダのソファーで『ここの方が落ち着きます』とか言って。『ちゃんと睡眠を取らなきゃいけない』とか言うんだけど、意味がないんだよ」

 そして、「彼らは、みんなでワーッてやって動いている方が良い。だから朝、エレベーターを降りると、ドーンと来るわけよ。日常から、家庭から、みんなと一緒にいないと落ち着かないっていうのが、あるのかもしれない」と推測した。

 西野氏が明かした逸話に、前園氏も驚いていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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