昨季限りで現役を引退した元日本代表キャプテンの長谷部誠氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。日本代表がワールドカップで優勝するための道筋を語った。

　日本にとって悲願であるW杯優勝について、長谷部氏は「はっきり『これは』というのは難しい」と述べる。1993年のJリーグ開幕や98年のW杯初出場、数度のW杯ベスト16進出までの進化を認めつつ、現状から優勝までのほうが難易度はより高いという。そのうえで、次のように見解を示す。
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「サッカーに関わる人だけじゃなくて、サッカー文化が根付くとか。どれだけ情熱を持って、そこに懸ける人間が、本気で出せるか。メディア、サッカーファンを含めて、選手・監督だけじゃなくて、みんながそういう情熱を持って本気でやっていったら、いつかは、できると思う」

　また、選手については、マンチェスター・シティやレアル・マドリ―といったビッグクラブの主軸として結果を残せるような存在が数人出てくれば「もう一つ上の階段に行けるんじゃないか」とし、指導者も含めて「いろんな部分で上には行かなきゃいけない」と主張した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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