昌平が悲願の初優勝! 終盤に勝ち越しを許すも、2点を奪い返して神村学園に3-2の劇的逆転勝利【総体】

2024年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

2分間で2ゴールを奪う

神村学園を3-2で下した昌平。写真:滝川敏之

 8月3日に開催された令和6年度全国高校総体(インターハイ)の決勝で、神村学園(鹿児島)と昌平(埼玉)が激突した。

 初の決勝進出を果たしたチーム同士の一戦で、前半12分に神村学園がチャンスを迎える。カウンターから名和田我空がドリブルで仕掛けて強引にシュートを放つも、GK佐々木智太郎にセーブされる。さらにその直後にも、CKの流れから最後は新垣陽盛がバイシクルで狙ったが、再び昌平の守護神に防がれた。

 攻め立てる神村学園は16分、左サイドを突破した徳村楓大の折り返しに福島和毅がダイレクトで合わせて先制点を挙げる。

 一方の昌平は前半アディショナルタイム、山口豪太の右からのクロスに飛び込んだ長璃喜が右足で上手く合わせて同点弾を奪った。試合はこのまま1-1で折り返す。
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 後半に5分、神村学園は左サイドでボールを受けた徳村楓大がカットインから強烈なミドルを放ったが、GK佐々木にセーブされる。

 昌平は後半13分、ボックス内で仕掛けた山口が左足のシュート。こぼれ球を拾って再び狙うも、大きく枠を外れた。

 後半28分、神村学園はゴール前の混戦からこぼれたボールに反応した松下永遠が右足でネットを揺らし、勝ち越しに成功する。

 ビハインドを負った昌平もその3分後、長が見事なミドルシュートを叩き込んで試合を振り出しに戻す。さらに後半33分、左からのクロスに合わせた鄭志錫がヘッドを決めて逆転した。

 このまま3-2で勝利した昌平が悲願の初優勝を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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