「冨安を脅かす存在に」城彰二が大岩J→森保Jのレギュラー候補をセレクト!「技術は世界レベル」

2024年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

小久保、藤田、高井をチョイス

パリ五輪で際立つパフォーマンスを見せた小久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルで、U-23日本代表からA代表へのステップアップが期待できる選手をセレクトした。

 大岩ジャパンは現地8月2日に行なわれたパリ五輪の準々決勝でスペインと対戦し、0-3で敗戦。悲願のメダル獲得には届かなかった。

 そのなかで、城氏は「この世代がこれからの日本代表を押し上げて、担っていかなければいけない。何人、フル代表のレギュラーを勝ち取れるかを注目したい」と語り、その候補者を挙げる。
 
 まず「代表に一番近い」とするのがGKの小久保玲央ブライアンだ。

「彼の身長や安定感、または反応の速さ。そういったところを考えると、すごく成長できるし、足もとも非常に上手い。だから、経験値をもっとフル代表で積めば、鈴木彩艶もいるけど、もっともっと日本のゴールキーパーのレベルが上がるんじゃないかなと思う」
【動画】城彰二が大岩ジャパンのスペイン戦を語る!
 続いては、キャプテンを務めたMF藤田譲瑠チマだ。スペイン戦では本来のパフォーマンスではなかったとしつつ、高く評価している。

「日本の司令塔だし、技術は世界レベル。縦横無尽に動いてボールを受けて何かすれば、必ずチャンスが生まれたり。そういったことができる選手なので。期待値を込めて。彼のポテンシャルを考えるとA代表でも十分通用する。A代表になると個のレベルが高くなるから、そこでの組み合わせをもっと見てみたい」

 そして、19歳のDF高井幸大にも期待を寄せる。

「彼の安定感、そして1対1の対人の強さ。この年代で、あれだけの落ち着きを持ってやれるプレーヤーはなかなかいないし、身体の能力も高いから、冨安(健洋)といった選手を脅かすような存在になるんじゃないかなと思う」

 U-23代表を率いた大岩剛監督も「この上はフル代表しかない。そこを目ざして、選手たちには成長してほしい」とコメント。どれだけの選手が引き上げられるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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