ボールコントロールとパスの質に差
日本を3-0で下し、準決勝に進出したスペイン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
元日本代表FWの城彰二氏が8月3日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。大岩剛監督が率いるU-23日本代表について語った。
大岩ジャパンは現地時間2日、パリ五輪の準々決勝でスペインと対戦。0-3で敗れ、ベスト8で敗退した。
城氏は日本とスペインの差を「本当に細かいところだけど」として、こう語る。
「ボールのコントロールの質で、日本の選手は、ボールが来たら向いた方向にコントロールをするのが、ある程度セオリーになって。で、転がってきている時にコントロールしてから、相手が来たら、かわしにかかる。フェイントしてかわすとか、そういう状況になる。
スペインの選手は、ボールが転がってきている間に身体の向きをパッと変えてみたりとか、状況判断をしながら、いろんな種類のコントロールを持っている。360度、どこでも止められる。転がってきて、パッと身体の向きをちょっと変えるだけでパスコースが増えると、彼らはよく知っている。だから、コントロールで慌てることもないし、ミスも少ないし、その次の判断が早くなるので、ああいうパスワークができる」
【動画】城彰二が大岩ジャパンのスペイン戦を語る!
大岩ジャパンは現地時間2日、パリ五輪の準々決勝でスペインと対戦。0-3で敗れ、ベスト8で敗退した。
城氏は日本とスペインの差を「本当に細かいところだけど」として、こう語る。
「ボールのコントロールの質で、日本の選手は、ボールが来たら向いた方向にコントロールをするのが、ある程度セオリーになって。で、転がってきている時にコントロールしてから、相手が来たら、かわしにかかる。フェイントしてかわすとか、そういう状況になる。
スペインの選手は、ボールが転がってきている間に身体の向きをパッと変えてみたりとか、状況判断をしながら、いろんな種類のコントロールを持っている。360度、どこでも止められる。転がってきて、パッと身体の向きをちょっと変えるだけでパスコースが増えると、彼らはよく知っている。だから、コントロールで慌てることもないし、ミスも少ないし、その次の判断が早くなるので、ああいうパスワークができる」
【動画】城彰二が大岩ジャパンのスペイン戦を語る!
パスの質も違うという。
「右側からディフェンスが来ているのに、日本の場合はパスを真ん中に通してしまったり、右にパスを出してしまって、向こうのプレッシャーをあえて受けるような形でパスを出してしまっているシーンが多い。
でもスペインの場合は、右から相手が来ている、それを状況判断として、必ず右に出さないで、味方の左側に出してあげる。そうすると、ボールと身体と相手という形で、プレッシャーがあってもコントロールをしやすいとかミスが起きにくい」
そして、日本については「スピードの質は良いけども、出す場所。この1メートル、30センチ、ズレている部分があるし、そこに対してのイメージがあんまりないまま出してしまっているから、次のプレーに繋がらない」と指摘した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「人生でこんな偽オフサイドは見たことがない」紛糾する細谷のゴ―ル無効、スペインメディアが"証拠写真"を公開も大荒れ!「都合のいい画像出されて納得しろと?」「ルールを見直すべきだ」【パリ五輪】
「右側からディフェンスが来ているのに、日本の場合はパスを真ん中に通してしまったり、右にパスを出してしまって、向こうのプレッシャーをあえて受けるような形でパスを出してしまっているシーンが多い。
でもスペインの場合は、右から相手が来ている、それを状況判断として、必ず右に出さないで、味方の左側に出してあげる。そうすると、ボールと身体と相手という形で、プレッシャーがあってもコントロールをしやすいとかミスが起きにくい」
そして、日本については「スピードの質は良いけども、出す場所。この1メートル、30センチ、ズレている部分があるし、そこに対してのイメージがあんまりないまま出してしまっているから、次のプレーに繋がらない」と指摘した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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