神村学園が決勝進出! エース名和田我空の今大会9点目が決勝弾、米子北を1-0撃破!【総体】

2024年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

大成のクロスをダイレクトで押し込む

チームを決勝に導くゴールを挙げた名和田。写真:滝川敏之

 8月2日、令和6年度全国高校総体(インターハイ)の準決勝で、神村学園(鹿児島)と米子北(鳥取)が対戦した。

 立ち上がりは米子北が攻め込む時間が続く。シンプルに縦を狙い、CKやロングスローなどセットプレーも効果的に使いながら相手ゴールに迫っていく。

 劣勢だった神村学園だが徐々に前に出ていくシーンを作れるようになり、キャプテンのFW名和田我空を中心に攻撃の糸口を探る。

 お互いに得点のチャンスはありながらも、あと一押しが足りず。試合は0-0で折り返す。
【画像】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新19代目の藤﨑ゆみあまで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
 迎えた後半、早々にリズムを掴んだのは神村学園。厚みのあるアタックで畳みかける一方で、米子北はゴール前で身体を張った守備で得点を許さない。

 その後は両チームとも、ゴールが決まってもおかしくない決定機を創出も、スコアボードは動かない。スコアレスで試合が進むなか、後半15分、神村学園が均衡を破る。

 左サイドからMF大成健人がクロスを供給。これをゴール前でスタンバイしていた名和田がダイレクトで押し込み、先制点を挙げる。名和田はこれで今大会9点目に。

 ビハインドの米子北が懸命に反撃も、神村学園が粘り強く対抗。名和田の1点を守り切った神村学園が1-0で勝利し、決勝に駒を進めた。

 神村学園は全国大会で初のファイナル進出。日本一を懸けて、帝京長岡(新潟)と昌平(埼玉)の勝者と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】帝京、国見、鹿実、市船… 強豪校別 歴代ベストイレブン!

【記事】「『ちょりーっす』とか言ったら...」読売育ちの北澤豪が高校でのカルチャーショックを回想! 白いTシャツに名前「もうありえない」

【記事】帝京で選手権連覇、大人気企業の社員からプロへ、内緒で教員試験に合格…波瀾万丈キャリアを歩んだ元Jリーガーが地元・埼玉で貫くイズム
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事