新たなチームで初の黒星を喫した。だが、本人のパフォーマンスは上々の評価を受けている。

　菅原由勢が所属するサウサンプトンは７月31日、イングランド２部のオックスフォードとの親善試合に臨んだ。敵地での一戦で０－２と敗れ、プレシーズンマッチ初黒星を喫した。

　菅原もゴールを決めたイーストリー（５部）との初戦を皮切りに、プレシーズンマッチで３連勝を飾っていたサウサンプトン。だが、この日は前半の終盤に２ゴールを許すと、最後まで得点をあげられずに敗れている。

　ベンチスタートとなった菅原は、大量７選手が交代となった60分から登場。地元紙『Daily Echo』は、採点記事で菅原に６点をつけている。

「30分の出場で、スペクタクルではなかったが堅実だった。81分にはラブリーなまた抜きで印象を残した。クロスも危険。活躍していけるとの自信をファンに感じさせ続けている」
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　移籍後初の土となった菅原だが、一定の印象を残せたようだ。

　ラッセル・マーティン監督は試合後、Daily Echoで「前半はフィーリング、エナジー、積極性、インテンシティー、意図、パーソナリティー、気質、喜びを欠いた」と、前半のチームを批判。プレシーズンの疲労を考慮したうえで、「休んで待っている時間はない。毎回自分たちのベストでなければ」と苦言を呈しつつ、途中出場組には賛辞も寄せた。

「前半の45分間は喜びがなかった。後半の最初は少し良くなった。それから出てきた選手たちははるかに良かった。もっとアグレッシブだった」

　ニューカッスルとのプレミアリーグ開幕戦まで、約２週間となった。菅原の新たな冒険に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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