「彼の未来は不透明」遠藤航に三笘恩師が率いるフランス名門がオファーと現地報道「適切な代役を見つけるまで...」

2024年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サポーターの間では長期的な解決策に関する疑問」

遠藤に正式オファーがあったと報じられた。(C)Getty Images

 リバプールにおける遠藤航の立場を巡る報道は、昨季から後を絶たなかった。移籍に関するニュースが出ても不思議ではない。ただ、クラブは当面、フランスの名門からのオファーを断ったという。

 英紙『Daily Mail』は7月28日、三笘薫の恩師であるロベルト・デ・ゼルビ監督が率いるマルセイユが遠藤獲得に向けてオファーを出したと報じた。だが、リバプールは、シュツットガルトから獲得した際の1620万ポンド(約32億4000万円)を下回る1180万ポンド(約23億6000万円)の提示を受けなかったようだ。

 同紙は「リバプールは積極的にエンドウを放出しようとしていない。特に新MFを獲得するまではなおさらだ。日本代表主将に対する関心はあった。だが、ここまで正式なオファーはロベルト・デ・ゼルビ監督が就任したマルセイユからのアプローチだけだ」と伝えている。

 昨年夏にサプライズ加入した遠藤は、シーズン途中から守備的MFとして存在感を発揮。だが、31歳という年齢や、6番を本職とする選手の不足から、同ポジションの補強が必要との声は少なくない。遠藤自身も同様の考えを口にしたのは周知のとおりだ。
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 報道を受け、『Liverpool.com』は「現状では、少なくとも適切な代役を見つけるまで、リバプールはエンドウをとどめるようだ。だが、彼の年齢から、サポーターの間では常にこのポジションの長期的な解決策に関する疑問がある」と報じた。

「リバプールに移籍することになった理由は、試合を読む力や奪還の多さへの評価だ。だが、昨季のプレミアリーグではリバプールで(ブンデスリーガのときと)同じパフォーマンスを繰り返すことができなかった。そして今、彼の未来がどこにあるかは不透明になる」

 今夏の経緯からも、遠藤の去就を巡る騒ぎは続くだろう。プレミアリーグ開幕まで3週間を切った。マーケットもあと約1か月だ。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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