「審判のミスが影響した」なでしこに土壇場敗戦...ブラジルの指揮官はPK判定に不満!逆転負けには嘆き「終了間際は非常に悪かった」【パリ五輪】

2024年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「100分間ずっと一貫してプレーする必要がある」

終盤の出来の悪さを嘆いたエリアス監督。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 よもやの逆転負けだった。

 現地7月28日に開催されたパリ五輪のグループステージ第2戦で、ブラジルは日本と対戦。後半アディショナルタイムに2失点を喫し、1-2で敗れた。

 56分に奪った1点を守りきるかに思われたが、ハンドでPKを与えて90+1分に追いつかれると、90+5分にはパスミスを突かれて19歳の谷川萌々子にミドルシュートで叩き込まれ、土壇場でうっちゃられた。

 ブラジルメディア『globo』によれば、アルトゥール・エリアス監督は試合後、「試合終了間際のパフォーマンスは非常に悪かった。取り組みのせいではなく、疲れすぎのせいでも、ポジショニングのせいでもなく、意思決定のせいだ」とコメントした。

「勝てるチームになりたいなら、試合がもたらす変化の中で、100分間ずっと一貫してプレーする必要がある」
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 指揮官は「こうしたことは代表チームで頻繁に起こることであり、私は望んでいない。それを正す必要がある。誰が傷つくかに関係なく、選手たちに真実を伝える必要がある。そして彼らは当然反省する必要がある。しかし、私は彼ら一人ひとりが払った努力には本当に感謝している」と発言。PKとなったハンドの判定に不満を露わにしている。

「私の意見では、PKの審判のミスが試合に影響した。ヤスミンは明らかに腕で支えながらスライディングしていた(その手にボールが当たった)。これは明らかに試合に影響したが、試合の要求に応じてプレーし続ける必要があり、我々はその方法を知らなかった。今日の試合は違うスコアになっていたかもしれない。私の意見では、最後のプレーの仕方がわからなかった以外は、パフォーマンスは良かった」

 PKで追いつかれてバタバタし、逆転まで許してしまったチームを嘆いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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