現地７月28日に開催されたパリ五輪のグループステージ第２戦で、ブラジルは日本と対戦。１－２で敗れた。

　56分に先制したものの、ハンドでPKを与えて90＋２分に追いつかれると、さらにその４分後にパスミスをダイレクトで狙った谷川萌々子にミドルシュートで叩き込まれて、逆転を許した。

　ブラジルメディア『Forum』によれば、失点時はすでにベンチに下がっていたブラジルの主将マルタは、「試合終了間際に起きた番狂わせに激怒していた」とし、コメントを伝えている。

「日本にとって重要なのは勝利であり、それは分かっていた。残念ながら、私たちはいくつかのミスを犯し、それが高い代償を払った。ここで予選通過を祝うこともできたが、今は集中力を維持する必要がある。なぜなら、世界はまだ終わっていないからだ」
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　グループステージ突破を懸けた第３戦は、世界女王のスペインが相手となる。38歳の英雄はこう続けた。

「あと１試合残っている。対戦相手を選ぶことはできない。これはサッカーなので、全力を尽くし、団結する必要がある。何が起きてもおかしくない。失うものは何もない。私たちは予選通過を目ざす」

　運命の第３戦は31日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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