プロ化前に北澤豪は「ホンダでバイクを作っていた」。大変だったサッカーと社業の両立「エンジンがドーンと。寝る時間なかったもん」

2024年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エンジンを解体する。で、組み立てる」

日本サッカーのプロ化以前からトップ選手として活躍していた北澤氏。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表MFの北澤豪氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。Jリーグが誕生する前を振り返った。

 北澤氏は、修徳高を卒業後の1987年に当時の国内トップリーグだった日本サッカーリーグの本田技研工業(現・Honda FC)に加入。93年のJリーグ発足前の時代、選手たちはサッカーと社業を両立していたという。

 面接を含めた試験を経て入社した北澤氏は、「ホンダでバイクを作っていた」と回想する。
【動画】元日本代表MF北澤豪がJ開幕以前を振り返る!
「研修、エンジンがドーンと置いてあるわけ。4人組とかで解体する。で、今度解体したと思ったら組み立てるんだよ。それがみんなできている。(自分はまだ)できないじゃん。大変だった。寝る時間なかったもん。やるんだよ」

 また、先輩選手のなかには、故障した自動車をあっさりと直せる猛者もおり、北澤氏は「すげーな本田技研と思ったもん」と述懐する。

 プロ化前の選手たちの逸話に、播戸氏は「今の選手は100%できないじゃないですか」と感心した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「無い。何があっても無い」北澤豪がフランスW杯直前の岡田監督からのメンバー落ち宣告を激白!
 

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