「エクセレントだった」1G1Aの鎌田大地、地元メディアが“8点評価”で称賛!「なぜグラスナーが望んだかを示した」

2024年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

チーム2位タイの採点

パレス移籍後初ゴールを決めた鎌田。(C)Getty Images

 3部相手のプレシーズンマッチでしかない。だが、新天地で信頼をつかむためにも、上々のすべり出しとなったことは重要だ。

 この夏ラツィオを退団し、クリスタル・パレスに加入した鎌田大地は7月27日、クロウリーとの親善試合に出場。スタメンに名を連ね、85分までプレーし、6-3の勝利に貢献した。

 鎌田は開始早々にオドソンヌ・エドゥアールの先制点をアシストすると、11分には自らゴールを奪取。後方からのフィードに反応し、相手の守備ラインの裏に抜けると、GKをかわして冷静にシュートを流し込んだ。

 フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督に招かれ、初のプレミアリーグ挑戦を決意した鎌田。生かし方を熟知する指揮官の下でのプレーはやりやすいはずだ。だが、チームやサポーター、メディアに好印象を残すのも、シーズン開幕に向けて必要となる。

 クリスタル・パレスの専門サイト『We Are Palace』は、採点記事で鎌田に8点をつけた。2ゴールをあげて9点だったジェスラン・ラク=サキに続き、チーム2位タイの採点だ。
【動画】冷静すぎる!巧みな裏抜けから決めた鎌田のパレス初ゴール
 同メディアは「日本代表が相手守備に対するクリエイティブな脅威となりつつ、クラブ初得点をあげた」と伝えている。

「カマダのパフォーマンスはエクセレントだった。なぜグラスナーが彼を望んだのかをまさに示した」

 もちろん、公式戦で結果を出さなければ、厳しい声が寄せられるようになる。だが、まずは順調な船出となった。昨季はラツィオで開幕からチームとともに苦しんだだけに、好発進できるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「もうボッコボコに言われて」鎌田大地、伊メディアの"手のひら返し"批判に言及「試合に出て『コイツすごい』となって、退団でまたボッコボコ」
 

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