「自分を褒めてあげたい」2戦連発! マリ戦で殊勲の決勝弾、山本理仁はなぜゴールを奪えるのか「どこにこぼれるかはすごく研ぎ澄ませていた」【パリ五輪】

2024年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕らのレベルアップが見れた試合」

パラグアイ戦に続く得点。山本(左)がマリ戦の勝利の立役者に。GK小久保(右)の好守連発も光った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 勝負を決める一発だ。

 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地7月27日、パリ五輪のグループステージ第2戦でマリと対戦。1-0で勝利した。

 決勝弾は山本理仁。82分、右サイドからのクロスに佐藤恵允が右足を振る。シュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球に山本が素早く反応して押し込んだ。

「1本、その前に同じような形があったので。入れてくれると信じて、あそこにこぼれてくれると信じて、走り続けたのが、あの点につながったのかなと思う。自分を褒めてあげたいです」
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 自身の得点をそう振り返る背番号7は、アンテナを張り続けていた。

「得点は常に狙っていましたし、どこにこぼれるかはすごく研ぎ澄ませていたので。良い形が出たのかなと思います」

 今年3月の国際親善試合でマリには1-3で敗れている。リベンジを果たし、山本は「僕らのレベルアップが見れた試合。ああいう相手でも互角以上に戦える僕らの力を示せた」と手応えを口にする。

 初戦のパラグアイ戦(5-0)でも1得点の山本は、これで2戦連発。攻守の両局面でタフに戦う男は、「2得点という結果が、まさにボックス・トゥ・ボックスを出せていると思う。毎試合、これを求められるので、しっかりまたリカバリーして、次も狙いたい」と気合を入れた。

 次戦は30日にイスラエルと相まみえる。3戦連発に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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