「俺は監督と仲が良いから、お前はレギュラーを取れない」松井大輔がフランス時代に言われた衝撃の一言。元仏代表は「悔やんでいる」

2024年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チーム全体のよりも自分のことを優先的に考える人が多かった」

サンテティエンヌで共闘した松井とゴミス(奥)。(C)Getty Images

 元日本代表MFの松井大輔氏が、自身のYouTubeチャンネルでフランス時代のエピソードを語った。

 サンテティエンヌ時代に共闘した川崎フロンターレの元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスをゲストに迎えたなか、稀代のテクニシャンが明かしたのがあるチームメイトから、浴びせられたこんな一言だ。

「僕と同じポジションの選手がいて、左(サイド)だったんですけど、その人が監督とすごく仲が良くて、俺が(試合に)出てた時に、『俺は監督と仲が良いから、お前がレギュラーを取ることはないよ』って言われたことがあるんですよ」
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「覚えてる?」と聞かれたゴミスは、こう返した。

「大輔さんがサンテティエンヌに来た時は、クラブが多くの問題を抱えていた頃だと思います。チーム全体のスピリットもそうですし、社長やオーナーにもいろいろな問題があった時だと思います。チーム全体のよりも自分のことを優先的に考える人が多かったように思います」

 38歳のストライカーは「自分がまだ経験が十分でないなかで、大輔さんがいた時にもっと自分ができる事があったと悔やんでいますし、違った形でもっとサポートできることがあったのではないかと感じています」と続けた。

 ゴミスの言葉通り、同僚に面と向かってそんな発言をしてしまう選手がいると言うのは、問題を抱えていたチームだったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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