プレミアリーグ挑戦の旅は、上々のすべり出しとなった。

　この夏AZからサウサンプトンに移籍した日本代表の菅原由勢が、７月19日に行われたイーストリー（イングランド５部）との練習試合で初ゴールをマークしている。

　後半から出場した菅原は、78分に少し距離のある位置から右足を振り抜き、デビューに花を添えるゴールを決めた。ほかにも、チームの得点に絡み、７－１の大勝に貢献している。

地元紙『Daily Echo』は、採点記事で菅原に８点をつけて賛辞を寄せた。

「右サイドでコンスタントにオーバーラップし、いくつか危険なロークロス。チーム６点目となったゴールは距離があるなかでの素晴らしい一発だった」
【動画】菅原の圧巻ミドル弾！ 新天地デビュー戦で躍動

　７ゴールを奪っての快勝とあり、大半の選手が７点以上の採点だった。９点がついた選手たちもいる。ただいずれにしても、菅原が好印象を残したことは確かと言えるだろう。

　菅原は昨季、エールディビジで４得点をあげ、７アシストを記録した。AZでは通算200試合弱で14得点、29アシストという数字だ。得点への関与が期待されることは想像にかたくない。その意味でも、ゴールという結果を残してデビュー戦を飾れたのは追い風だ。

　もちろん、プレシーズンマッチとプレミアリーグでは大きな差があることは言うまでもない。開幕まで早くも１か月を切った。菅原がコンディションを整え、新天地で躍動できるように願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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