「ラツィオは死ぬほどブーイング。プレミアは温かい」鎌田大地の発言にイタリアメディアが怒り「カマダが暴言」「ファンを攻撃した」

2024年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「期待値がめっちゃ大きかった」

ラツィオ時代を振り返った鎌田。(C)Getty Images

 鎌田大地の発言がイタリアで物議を醸している。

 27歳の日本代表MFは7月14日に、自身のYouTubeチャンネルを開設。その第1回で、ラツィオを退団し、クリスタル・パレスに加入した経緯などについて詳細を語った。

 その中で、昨夏にラツィオに加入した際、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの後釜として見られていたため、「期待値がめっちゃ大きかった」と回想した。

「チームが良くなかったら、全部(批判が)自分の方に回ってきてた。期待値が大きい分、普通のプレーをしててもめっちゃ多分言われてたと思う」

 そして、イタリアと英国のサポーターの違いにも言及。「選手と話したりして聞くのは、プレミア(リーグ)はそのチームのファンがすごく温かい。試合終わって、よくやったじゃないけど。ラツィオは1試合負けたら、もう死ぬほどブーイングされてたから。もうそういうのはない感じだと聞いた」と話した。

「そういう部分ではすごいサッカーも楽しくやれるというか。ラツィオほどのプレッシャーとかはない」
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 この発言にイタリアの複数のメディアが敏感に反応。『il NAPOLISTA』は「カマダがラツィオに対して暴言を吐く。元ラツィオの男がファンを攻撃する」と伝えた。

 また、「カマダの爆発」と見出しを打った『Mediaset』はこう報じている。

「2023-24シーズン、特にマウリツィオ・サッリ監督の下での最初の数か月間、ラツィオにとって失望させられた選手の一人だった。トゥドールの登場で日本人のパフォーマンスは向上したが、シーズンの終わりにカマダとラツィオは別れを告げた。このMFは現在クリスタル・パレスに所属しているが、困難な一年を忘れていない」

 イタリアのサポーターの中でもとくに熱烈なラツィアーレから浴びた批判やブーイングは、日本代表MFにとって強烈だったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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