ウォルバーハンプトンに所属する韓国代表FWのファン・ヒチャンは、先日からマルセイユ移籍の可能性を取りざたされているところだ。取引が実現した場合、その後釜が注目される。

　ウルブス専門サイト『Molineux News』は７月16日、ファン・ヒチャンが退団した場合の後釜候補をリストアップ。フライブルクに所属する日本代表の堂安律もピックアップした。

　同メディアは堂安について、「ウルブスが考慮すべき別のファンタスティックな選手が、リツ・ドウアンだ。『日本のメッシ』とも呼ばれたウインガーは、現在フライブルクでプレーし、昨季はヨーロッパリーグにも出場した」と報じている。

「2022年に契約してから、ブンデスリーガでは100試合弱で17ゴール・13アシストを記録。ドウアン（の加入）でウルブスはアジア市場にとどまることができるだろう。また、26歳の彼は日本代表で50試合に出場し、10得点をあげている」
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　堂安のほかにMolineux Newsが名前をあげたのは、昨季のチャンピオンシップ（イングランド２部）で12得点をあげたジョナサン・ロウ（ノーリッジ）、公式戦13得点でチームのセリエA昇格に貢献し、ルーマニア代表としてEURO2024でも活躍したデニス・マン（パルマ）といった選手だ。

　また、同メディアは「クラブ内にすでに代役がいるかもしれない」と、昨季オリンピアコスにレンタル移籍していたダニエル・ポデンセもリストアップ。「ガリー・オニール監督が残留を説得できれば素晴らしい戦力になるのは疑いない」と伝えている。

　ファン・ヒチャンの移籍は実現するのか。そしてその場合、堂安がプレミアリーグに挑戦する可能性はあるのだろうか。今後の進展に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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