「ほほえましい」鎌田大地が同僚の仏五輪代表FWと夕食。パレス専門メディアは「チームスピリット向上」に期待

2024年07月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリッシュ会長が頼んだという可能性も除外できない」

サッリ監督の下では、満足な出場時間を与えられなかった鎌田。(C)Getty Images

 新天地で良いスタートを切るためには、チームメイトと良好な関係を築くことが大切だ。

 日本代表の鎌田大地はこの夏、ラツィオを退団してクリスタル・パレスに加入した。指揮官はオリバー・グラスナー。フランクフルト時代の恩師が、決断に大きく影響したのは周知のとおりである。

 ただ、力を発揮するのに大事なのは、監督との関係だけではない。新たな仲間たちとの信頼が欠かせないのはもちろんだ。オーバーエイジでフランスの五輪代表に選出されているジャン=フィリップ・マテタと夕食をともにしたのも、早くからチームに馴染むためではないだろうか。
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 マテタが鎌田や同じく新戦力のシャディ・リアドとディナーに出かけた様子をSNSに投稿したのを受け、クリスタル・パレス専門サイト『We Are Palace』は「マテタが自主的にしたことならほほえましい」と報じている。

「もちろん、カマダ、リアドがチームに馴染むのに役立てようと、全体で夕食に行ければなおよかった。とはいえ、彼のきさくな性格から、スティーブ・パリッシュ会長がマテタに彼らが馴染めるように頼んだという可能性も除外できない」

「イングランド代表組(ディーン・ヘンダーソン、マーク・ゲイ、アダム・ウォートン、エベレチ・エゼがドイツ(EURO2024)から、ダニエル・ムニョスとジェフェルソン・レルマがコパ・アメリカから戻ったら、チーム全体がリアド、カマダとディナーに出かけ、チームスピリットをさらに向上させられると願う」

 上記の代表組の合流はまだだけに、鎌田がチーム全体と時間を一緒に過ごすようになるのはもう少し先となる。まずはそのほかのチームメイトと関係を築いていきたいところだ。

 ラツィオではシーズン序盤にチームとの連携の難を指摘されることも少なくなかった。昨季終盤戦での活躍を勢いに飛躍の一年としたい新シーズンに向け、鎌田が新たな同僚たちと良い関係を築けるように期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】チームメイトたちとのディナーで笑顔を見せる鎌田
 

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