「出ていないけど、すごく盛り上げて...」元日本代表DFがトルシエジャパン“控え組”の献身を振り返る!「すごく救われた」

2024年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に嬉しかった」森島のゴール

森岡氏が日韓W杯のトルシエジャパンを回想した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表DFの森岡隆三氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。2002年に行なわれた日韓ワールドカップについて語った。

 この日韓大会でフィリップ・トルシエ監督が率いる日本代表は、グループステージの初戦でベルギーと2-2で引き分けると、続くロシア戦では1-0でW杯初勝利。3戦目のチュニジア戦も2-0で制し、2勝1分けでグループHを首位通過を果たす。決勝トーナメント1回戦でトルコに0-1で敗れたが、史上初めてベスト16入りを果たした。

 森岡氏は、CBのレギュラーとして大会に臨んだが、初戦で無念の負傷。その後は試合に出場できなかった。

 厳しい状況のなかで、代表からの離脱を希望するほどだったという森岡氏だったが、"控え組"だった中山雅史、秋田豊、森島寛晃の姿勢に感銘を受けたという。
【動画】元日本代表DF森岡隆三が日韓ワールドカップを語る!
「しんどかったですけど、そういう時にゴンさんとか、秋田さんとか、森島さんが、基本スタートで出ていないんだけど、すごく盛り上げて。献身的に雑用も率先してやる姿とか見て。『ダメだな』と思って、自分のことを。ここで何かやれることを、やらないというか、そこに感化されたというか、すごく救われましたね」

 そんななか、チュニジア戦で森島が決めたゴールについて「嬉しかったですね。本当に嬉しかった」と感慨深げに振り返った。

 日本中を熱狂させたトルシエジャパンの躍進は、"控え組"の尽力も大きかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】元日本代表DF森岡隆三がトルシエ監督時代の"スパイク投げつけ事件"を回想!「ワーッて。『お前、早く帰れ』くらいな感じで」
 

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