「エンドウは限界、彼をはるかに上回る」遠藤航に強力ライバル登場の危機。リバプールがブラジル代表戦士を獲得か「ファビーニョ以来最高の守備的MFとなる」

2024年07月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最も差し迫った課題の一つ」

スロット新体制でレギュラー取りに挑む遠藤。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは、今夏の移籍市場でアンカーの補強が取り沙汰されている。

 2023-24シーズンの中盤からは、遠藤がそのポジションを担ってきたものの、純粋な守備的MFは事実上一人なうえ、アップグレードが必要との声も少なくない。

 そんななか、英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「リバプールはファビーニョ以来最高の守備的MFとなる4500万ポンドの『マシン』を準備中」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「(アルネ・)スロット監督は、あらゆるポジションでハイレベルな選手を揃えた素晴らしいチームを引き継いだが、強化すべき部分もあり、守備的MFのスペシャリストの獲得はマージーサイドのチームにとって最も差し迫った課題の一つであるに違いない」

 記事は遠藤について、「31歳の日本代表は好調だが、機動力と高い技術的洞察力に欠けている」と指摘。「リバプールは積極的に中盤の強化を図っており、昨シーズンのヨーロッパリーグ優勝に貢献したアタランタのMF、エデルソンの獲得に動く可能性がある」と報じた。

「エデルソンはアタランタの最も貴重な財産の一人だが、プレミアリーグへの移籍に興味があることを何度も認めているため、ボールは実際にはレッズ側にある。彼らがイタリアのチームにオファーを提示するだけでよいのだ。アタランタは25歳の選手を4500万ポンド(約90億円)で評価しており、ダイナミックな中盤を完成させる手頃な補強となる可能性がある」
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 同メディアは、このブラジル代表MFと日本代表キャプテンを比較。「経験豊富なエースが賢明な契約を結んだのは疑いようがないが、彼にも限界があり、エデルソンはそのような欠点を補い、さらにそれ以上に、活動量では彼をはるかに上回るだろう」と主張している。

「スロットはリバプールの前任者よりもボール中心のスタイルを実際に実践するだろう。彼は、2019年にガリー・ネビルから『世界最高の守備的MF』と称賛された同胞ファビーニョの全盛期を彷彿させる役割を果たすかもしれない」

 そして、「リバプールはエデルソンと契約するしかない。彼は手頃な移籍金で、スロットのマージーサイドでのスタートに大きな違いをもたらすだろう」と締め括っている。

 もしこのセレソン戦士が加入すれば、遠藤にとっては強力なライバルとなる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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