ずっと固辞していたが急転直下、監督就任を受諾した
韓国代表の新監督に就任するホン・ミョンボ氏。厚い信頼関係で結ばれていた蔚山サポからは痛烈な野次が飛んだ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
およそ5か月に及ぶドタバタ劇に終止符が打たれた。難航していた韓国代表監督のポストに収まったのは、蔚山現代を率いるホン・ミョンボ氏だ。言わずと知れた韓国サッカー界のレジェンドであり、2013~14年以来2度目の指揮となる。
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アジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン監督が更迭され、2人の暫定監督を経てようやく後任が定まった。今回の選定に関しても大韓サッカー協会(KFA)内ですったもんだがあったようで、内部告発が起こるなど早くも暗雲が垂れ込めているが、やはり、怒りを滲ませているのが蔚山現代のサポーターたちだ。
韓国全国紙『スポーツソウル』日本語版は「『嘘つき』の幕に『出ていけ』の野次…韓国代表監督就任のホン・ミョンボ、"2連覇達成"蔚山と残酷な別れ」と題した記事を掲載。「以前まで代表監督を務めることを固辞していながら、最近、KFAのイ・イムセン技術発展委員長兼技術総括理事の提案を受け、一転して就任を受け入れたことを、蔚山ファンは一種の"裏切り"と表現している」と記した。
現地7月10日、韓国Kリーグ1部で蔚山現代は光州FCとのホームゲームを戦い、0-1で敗れた。当初は次節(13日)のホーム開催であるFCソウル戦がホン・ミョンボ監督の采配ラストマッチとなるはずだったが、それが1試合前倒しになったという。
同紙の取材に応じた関係者によると、「試合翌日にホン・ミョンボ監督が選手、コーチ陣の前で最後の挨拶をした。当初はFCソウル戦まで指揮を執る予定だったが、光州戦で受けたファンの激しいブーイングなどが、選手に大きな負担として作用すると考えたようだ。クラブ関係者と議論の末、光州戦を最後に去ることにした」のである。
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韓国全国紙『スポーツソウル』日本語版は「『嘘つき』の幕に『出ていけ』の野次…韓国代表監督就任のホン・ミョンボ、"2連覇達成"蔚山と残酷な別れ」と題した記事を掲載。「以前まで代表監督を務めることを固辞していながら、最近、KFAのイ・イムセン技術発展委員長兼技術総括理事の提案を受け、一転して就任を受け入れたことを、蔚山ファンは一種の"裏切り"と表現している」と記した。
現地7月10日、韓国Kリーグ1部で蔚山現代は光州FCとのホームゲームを戦い、0-1で敗れた。当初は次節(13日)のホーム開催であるFCソウル戦がホン・ミョンボ監督の采配ラストマッチとなるはずだったが、それが1試合前倒しになったという。
同紙の取材に応じた関係者によると、「試合翌日にホン・ミョンボ監督が選手、コーチ陣の前で最後の挨拶をした。当初はFCソウル戦まで指揮を執る予定だったが、光州戦で受けたファンの激しいブーイングなどが、選手に大きな負担として作用すると考えたようだ。クラブ関係者と議論の末、光州戦を最後に去ることにした」のである。
光州戦のキックオフ15分前、蔚山の公式サポーター集団『チョヨンチョンサ』は「ホン・ミョンボ、ナガ(出て行け)!」と厳しい野次を飛ばすと、さらに「ピノキホン(ピノキオ+ホン・ミョンボ)」「私たちが見た監督のなかで最悪」「嘘つきラン・ミョンボ」と書かれた横断幕を掲げて怒りを露わにした。同紙は「ホン・ミョンボ監督は当初、サポーターの前で挨拶する予定だったが、予想以上に激しい非難によって、ベンチに座るしかなかった」と伝えている。
加えて『スポーツソウル』は「蔚山に17年ぶりのリーグ優勝トロフィーをもたらし、昨年にはクラブ史上初の2連覇を達成した指揮官としては、申し訳ない気持ちを感じると同時に、寂しさも感じたはずだ」とし、「試合後、選手がサポーターの前で挨拶をする際も、ホン・ミョンボ監督は後ろに立っていた。そして、サポーターたちは指揮官に向かってふたたび野次を飛ばした」と切ない情景をレポートしている。
ホン・ミョンボ氏は次週にも韓国代表監督に就任し、記者会見を通じて今後の運営策について説明する予定だという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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加えて『スポーツソウル』は「蔚山に17年ぶりのリーグ優勝トロフィーをもたらし、昨年にはクラブ史上初の2連覇を達成した指揮官としては、申し訳ない気持ちを感じると同時に、寂しさも感じたはずだ」とし、「試合後、選手がサポーターの前で挨拶をする際も、ホン・ミョンボ監督は後ろに立っていた。そして、サポーターたちは指揮官に向かってふたたび野次を飛ばした」と切ない情景をレポートしている。
ホン・ミョンボ氏は次週にも韓国代表監督に就任し、記者会見を通じて今後の運営策について説明する予定だという。
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