フランス監督が負け惜しみ? スペイン16歳FWへの発言に注目が集まる。英紙は「信じられないコメント」と報道【EURO】

2024年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私たちは明らかに彼の後塵を拝していた」

フランス代表を率いるデシャン監督。2012年から長期政権を築いている。(C)Getty Images

 現地時間7月9日に開催されたEURO2024の準決勝で、スペインとフランスがミュンヘンで対戦。前者が2-1で逆転勝利を収め、2012年以来4度目の優勝に王手を懸けた。

 この一戦最大のハイライトは、ラミネ・ヤマルのスーペルゴラッソだ。早々に先制されて迎えた21分、わずか16歳のFWはゴールまで25メートルの距離から自慢の左足を一閃。大会最年少得点記録となる同点弾を豪快に叩き込んだ。

 歴史的なゴールは世界中から称賛を集め、イングランド代表OBガリー・リネカー氏は「スーパースターの誕生だ」と伝えるなど、各国のレジェンドからも熱い支持を得ているが、敗軍の将の考えは少し違う。
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「フランスのボスが信じられないコメント」と題した記事を掲載した英紙『Daily Mail』によれば、ディディエ・デシャン監督は「彼のシュートは見事だった」と称えつつ、こう語ったのだ。

「彼はとてもラッキーだった。だが、その功績を奪ってはいけない。私たちは明らかに彼の後塵を拝していた。スペインにはボックスの外に良いストライカーがたくさんいる。我々は彼に少し自由を与えすぎた」

 負け惜しみに聞こえるだけでなく、リスペクトを考えても「ラッキー」という言葉のチョイスは、不用意だったかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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