「ペドリ、君を傷つけるつもりはなかった」引退のクロースが、負傷させた“スペインの至宝”に釈明。EURO敗退には「悲しみと虚しさがあったが...」

2024年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とても誇りに思っている」

スペイン戦が現役ラストゲームとなったクロース。(C)Getty Images

 怪我をさせたタックルを謝罪した。

 現地7月5日に開催されたEURO2024の準々決勝で、開催国のドイツはスペインと対戦。延長戦の末に1-2で敗れた。

 これが現役ラストマッチとなったトニ・クロースは開始4分に、スペインの至宝ペドリに激しいタックルを仕掛け、左足を負傷させてしまう。

 涙を流しながら、早期交代となったペドリは大会中の復帰は絶望となった。
【動画】クロースの激しいタックル→涙を流すペドリ
 翌日、自身のインスタグラムを更新したクロースは、代表復帰したのは正しかったと思いを綴った。

「2024年7月6日の朝、私が最初に思ったのは次のこと。やってよかった。昨日の試合終了のホイッスル以来、悲しみと虚しさがあったにもかかわらず。私はチームがここ数年見せてきた以上のものをいつも見てきた。これほど短期間でタイトルを獲得したり、再び最高の選手と同じレベルになったりする現実的なチャンスが得られるとは予想しなかった。だからこそ、私はこのチームが達成したことをとても誇りに思っている」

 34歳の名手は最後に、「ペドリ、明らかに君を傷つけるつもりはなかった。早い回復とご多幸を祈っています。君は素晴らしい選手だ」と綴っている。

 最後の1試合まで、一流のプレーと精神力を見せ続けた34歳が、スパイクを壁に掛けた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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