現地７月５日に開催されたEURO2024の準々決勝で、開催国のドイツがスペインとシュツットガルトで対戦。優勝候補同士の対決に１－２で敗れた。

　51分にダニ・オルモのゴ―ルで先制を許したドイツは、敗色濃厚の89分にフロリアン・ヴィルツのシュートで振り出しに戻す。しかし、延長戦に入って119分にミケル・メリーノのヘディングシュートで被弾。その後の猛攻も及ばなかった。

　ドイツサイドが憤慨しているのが、106分の判定だ。ジャマル・ムシアラのシュートがボックス内でスペインのDFマルク・ククレジェの手に当たったものの、ハンドは取られず、PKはもらえなかった。
【画像】ドイツ側がハンドだと批判している決定的シーン

　ドイツメディア『SPORT1』は「延長戦では明らかなハンドボールがあったが、ドイツにペナルティはなかった」と報道。また、「なんて苦いんだ」と報じた『Bild』紙によれば、元ドイツ代表のトーマス・ヒツルスペルガー氏は、こう怒りを露わにしている。

「私には意味が分からない。十中八九、PK判定が下されると思う。なぜドイツがここで得点できないのか謎だ」

　このジャッジは、しばらく物議を醸すかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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