元イングランド代表FWのウェイン・ルーニーが、EUROで今ひとつ調子が上がらないジュード・ベリンガムについて語った。英公共放送『BBC』が伝えている。

　同メディアは「レアル・マドリー所属の20歳は、イングランドのグループC開幕戦のセルビア戦で唯一のゴールを決めたが、デンマーク、スロベニアと引き分けた試合ではインパクトを残すのに苦労している」と評する。

　ルーニーも同意見のようだ。『Football Daily』のポッドキャストで「ジュードは最初の試合で良いスタートを切ったが、彼自身もここ２試合は最高の試合ではなかったと言うだろう」と話している。
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「とてもイライラしているように見えるね。私も彼と同じ立場だった。昨日の試合（スロベニア戦）でも、ジュードが両手を上げているのを見た。

　イングランド代表の象徴的な選手の一人として、彼は先頭に立つべきだ。彼は100％全力を尽くしている。それが問題だとは思わない。選手たちはチームメイトにもっと多くを求めているし、それが彼の狙いだと思う」

　ルーニーは「批判ではなく、ある意味、褒め言葉だ」とエールを送りつつ、「愚かなレッドカードを受けるほどまで激化するのは望ましくない」と懸念を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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