「カマダは完璧な選手」鎌田大地の加入でクリスタル・パレスの英代表逸材に好影響と現地主張!「素晴らしいロールモデルになる」

2024年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「有望株ウォートンにとって恩恵でしかない」

クリスタル・パレス加入が近づいている鎌田。(C)SOCCER DIGEST

 ラツィオを退団した鎌田大地は、クリスタル・パレス加入に近づいている。フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督との再会は、難しいシーズンを過ごした鎌田の希望だろう。

 ただもちろん、クリスタル・パレスにとっても鎌田の加入は大きな希望だ。『FootballFanCast』は6月11日、「カマダの経験と監督との長い関係性はパレス、そして特に有望株ウォートンにとって恩恵でしかない」と、日本代表が20歳のイングランド代表MFアダム・ウォートンにポジティブな影響を及ぼすと報じた。

「ウォートンがやや守備的な役割で最も活躍するのは明らかだ。そして彼をもっと効果的にする助けとなるかもしれないのが、攻撃能力を持つカマダである。日本のベテラン選手は押し上げを図るセントラルMFで、若きパートナーが強みを伸ばすことに集中できる」

「例えば、『FBref』において、相手ボックス内でのタッチ数はMFで上位4%に入る。キャリアを通じて攻撃的MFとして先発することが多かった。さらに、ドイツ時代の彼は攻撃面で安定して脅威だった。フランクフルトでは179試合に出場し、40得点、33アシストを記録したが、ラストシーズンでさらなるレベルアップを遂げ、47試合で16得点をあげている」

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 同メディアは「ウォートンの攻撃面での負担を軽減できることで、その成長を助けられるだけでなく、カマダは素晴らしいロールモデルにもなるだろう」と続けた。

「グラスナーはかつて『ピッチでこれほどインテリジェントな選手はめったに見ない。どこに危険なスペースができるかを察知するダイチのセンスはエクセレントだ』と話している」

「イングランドのファンにはあまりなじみがない名前かもしれない。だが、パレスは新進気鋭の若手のさらなる成長に役立つような完璧な選手と契約しようとしているのかもしれない」

 まずは正式発表が待たれる。そしてそれから、欧州4か国目で鎌田が躍動する姿に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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