「満足いく内容ではなかったが、悪くはなかった」3得点に絡んだ小川航基、代表で4年ぶりのゴールは「自分の特長が出た」

2024年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は低調だったが、後半に躍動

ミャンマー戦の大勝に大きく貢献した小川。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 先発起用に一発回答。小川航基が目に見える結果で期待に応えた。

 森保一監督が率いる日本代表は現地6月6日、北中米ワールドカップのアジア2次予選でミャンマーと対戦し、5-0の完勝を収めた。

 小川はこの試合にワントップで先発。中村敬斗、堂安律のゴールで2点をリードした前半はほとんど見せ場を作れなかったが、後半は一転、3ゴールに絡んだ。

 76分、相馬勇紀のクロスからヘディングシュートを叩き込む。日本代表では2019年のE-1選手権以来のゴールだ。83分には相手のミスから反転シュートで自身2点目をゲット。さらに90+3分、板倉滉の縦パスを受け、相手のタイトな守備にも負けず、倒れ込みながらヒールで流し、中村のゴールをお膳立てした。
【動画】ヘッド&反転シュート! 小川航基が2ゴールの活躍ぶり
 試合後のフラッシュインタビューで、小川は1点目を次のように振り返る。

「勇紀君とはずっと前からコンビを組んでいたので、ああいうクロスが上がってくるのは分かっていた。プルアウェイでディフェンスを外して、自分の特長が出たゴールかなと思います」

 試合全体については、「なかなか前半はシュートまで行けずに、連係面のところでラインを割ってしまったりとかっていうのはあったんですけど、結果的に得点をたくさん取れて、満足いく内容ではなかったですけど、悪くはなかった」と振り返る。

 昨夏に横浜FCからオランダのNECに新天地を求め、欧州1年目は11ゴールと二桁を達成。その得点力を代表の舞台でもいかんなく発揮した26歳ストライカーが、森保ジャパンのエース候補に名乗りをあげた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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