消化試合になる? 守田英正が考える6月シリーズの意義「試合への取り組み方や捉え方を間違えてはいけない」「3と4。両方できた方が良い」

2024年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ビルドアップやゴールキックにおいても、工夫が見られます」

ミャンマー&シリアとの2連戦に向け、守田が意気込みを語った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 森保一監督が率いる日本代表は、北中米ワールドカップのアジア2次予選で、6月6日に敵地でミャンマーと、同11日にホームでシリアと対戦する。

 2次予選ではここまで4連勝で、すでに最終予選進出を決めている森保ジャパン。2試合が組まれた今回の6月シリーズは"消化試合"とも言えるが、守田英正はあくまでも結果にこだわり、充実した活動にする構えだ。サッカー日本代表の公式アカウントが、29歳MFのコメントを伝えている。

「この2試合は形式的には消化試合になっていますが、代表に選ばれてエンブレムを背負いプレーする以上、消化試合は無いと思っています。自分自身、当たり前に呼ばれているという感覚ではなく、毎回呼ばれていることに感謝しています。サポーターも楽しみにしていると思いますし、しっかり内容と結果で表わしたいです」

 チームは戦術面で新たにトライしている。「練習から3バックの形に挑戦してみたり、ビルドアップやゴールキックにおいても、工夫が見られます」という。

「スタッフも考えてくれているので、それをどう選手が表現するかだと思います」と気合を入れる守田は、「ただ、大前提として求められているのは結果を出すことなので、チャレンジした結果、上手くいかなくてもいい、という試合ではありません。試合への取り組み方や捉え方のようなものは間違えてはいけないと感じています」と必勝を期す。
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 注目を集めるのは、3バックの導入だ。守田は次のように見解を示す。

「3バックでも4バックでも、人それぞれそのシステムに対しての考え方は違うと思うので、4(バック)がやりやすい人もいれば、3(バック)が良いなという人もいると思います。でも、両方できた方が良いですし、そのための取り組みだと思っているので、どっちが良い、悪いではなく、フレッシュに両方できるようにするためのトレーニングだと思っています」

 最終予選、その先にある2年後のワールドカップを見据えて、森保ジャパンはどんな進化を見せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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