イラン代表に決勝被弾…スポルティング、ポルトに敗れて2冠ならず。守田英正はよもやの35分で交代。40試合2G4Aで今季終了

2024年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

オランダ代表DFが一発退場で犠牲に

思わぬ形でスポルティング2年目を終えた守田。(C)Getty Images

 現地時間5月26日に開催されたポルトガルカップの決勝で、守田英正を擁し、国内リーグを制したスポルティングは、3位に終わったポルトと対戦。一時ベンチスタートが続いていた守田は、公式戦3試合連続で先発した。

 2冠を目ざすスポルティングは19分、CKからセント・ユステが打点の高い豪快なヘッドで叩き込み、幸先良く先制する。

 ただリードも束の間、25分にまずい守備からエバニウソンに被弾。あっという間に同点に追いつかれると、29分には先制点をマークしていたオランダ代表DFが、ペナルティエリア手前で手荒なファウルを犯し、レッドカードを受ける。

 新たなDFが必要になったスポルティングは、中盤の守田を下げ、世代別のポルトガル代表に名を連ねる22歳のカレスマを送り込む。
【画像】守田英正、優勝セレモニーでの家族との幸せ溢れる時間!
 これにより、今月10日に20代最後の誕生日を迎えた日本代表MFの今季は終了。公式戦40試合で2得点・4アシストが、スポルティング2年目の最終結果となった。

 その後は長らく1-1の時間が続いていたなか、延長に入って100分に19歳の守護神ピントのファウルでPKを献上。イラン代表のタレミに決められ、ついに勝ち越しを許す。

 大白熱の一戦はこのまま1-2でタイムアップ。アモリム監督が率いるスポルティングは、ライバルのポルトに敗れ、リーグ戦に続いての優勝を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「エンドウには2つの弱点がある」遠藤航は新監督就任で"控え降格"と現地予測。6番の後任候補はまさかの...「スロットは天才を見つけられる」
 

次ページ【画像】守田英正、優勝セレモニーでの家族との幸せ溢れる時間!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事