「具体化して伝えられなかった」
試合後にファン・サポーターと勝利を喜び合う城福監督。写真:福冨倖希
[J1第12節]東京V 3-2 磐田/5月6日/味の素スタジアム
5月6日に行なわれたJ1第12節で、東京ヴェルディはジュビロ磐田と味の素スタジアムで対戦し、3-2で勝利した。
立ち上がりは一進一退の攻防が続くなか、東京Vは35分、敵陣ボックス内での相手のハンドで獲得したPKを染野唯月が決めて先制すると、その6分後には木村勇大のゴールでリードを広げる。
2点を先行した東京Vだったが、ハーフタイムに攻撃的なアタッカーの古川陽介を投入して攻勢を強めた磐田に押し込まれ、55分に1点を返されると、66分には同点弾を許す。
しかし東京Vは90+9分、木村のこの日2点目となるゴールで勝ち越しに成功し、今季初の連勝を飾った。
【動画】木村勇大の劇的な勝ち越し弾!
5月6日に行なわれたJ1第12節で、東京ヴェルディはジュビロ磐田と味の素スタジアムで対戦し、3-2で勝利した。
立ち上がりは一進一退の攻防が続くなか、東京Vは35分、敵陣ボックス内での相手のハンドで獲得したPKを染野唯月が決めて先制すると、その6分後には木村勇大のゴールでリードを広げる。
2点を先行した東京Vだったが、ハーフタイムに攻撃的なアタッカーの古川陽介を投入して攻勢を強めた磐田に押し込まれ、55分に1点を返されると、66分には同点弾を許す。
しかし東京Vは90+9分、木村のこの日2点目となるゴールで勝ち越しに成功し、今季初の連勝を飾った。
【動画】木村勇大の劇的な勝ち越し弾!
リーグ戦では今季初のホームでの勝利。試合後に城福浩監督は「ホームで勝てていなかったので、来てくださったファン・サポーターとともに勝利を喜び合えたのは良かった」と喜ぶ。
一方、厳しい表情で「反省点が多かった」と語り、「2-0にしてからの、後半の入りとゲームの進め方。前半と同じ入りができなかったので、自分の反省としては、ハーフタイムに意思統一が足りなかった」と悔やんだ。
8節のFC東京戦(2-2)では、2点差を追いつかれて勝点3を逃している。だからこそ選手たちは、その時の経験を踏まえてハーフタイムに「同じ轍は踏まない」と口にしていたという。しかし今節、磐田に一時はタイスコアにされた。指揮官は「具体化して伝えられなかった」と自省する。
「引いたサッカーをしない、守るのではなく3点目を取ってゲームを決めたいって想いはありましたけど、それを抽象的なことでしかハーフタイムに伝えられなかった。勝ったからこそ、試合終了のホイッスルが鳴って、選手たちとベンチ前で話している時に"こうするべき"ということを共有できた。次に必ず活かしたい」
東京Vは次節、12日にアウェーで鹿島アントラーズと相まみえる。そこで城福監督はどんなマネジメントを発揮するか注目だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【記事】「呼ぶんじゃないの」パリ五輪のオーバーエイジは誰を招集? 内田篤人は元日本代表FWの意見に異論も...「あいつは下ともうまくできるからね」
一方、厳しい表情で「反省点が多かった」と語り、「2-0にしてからの、後半の入りとゲームの進め方。前半と同じ入りができなかったので、自分の反省としては、ハーフタイムに意思統一が足りなかった」と悔やんだ。
8節のFC東京戦(2-2)では、2点差を追いつかれて勝点3を逃している。だからこそ選手たちは、その時の経験を踏まえてハーフタイムに「同じ轍は踏まない」と口にしていたという。しかし今節、磐田に一時はタイスコアにされた。指揮官は「具体化して伝えられなかった」と自省する。
「引いたサッカーをしない、守るのではなく3点目を取ってゲームを決めたいって想いはありましたけど、それを抽象的なことでしかハーフタイムに伝えられなかった。勝ったからこそ、試合終了のホイッスルが鳴って、選手たちとベンチ前で話している時に"こうするべき"ということを共有できた。次に必ず活かしたい」
東京Vは次節、12日にアウェーで鹿島アントラーズと相まみえる。そこで城福監督はどんなマネジメントを発揮するか注目だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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